環境省と農林水産省は、平成28年2月22日から28日にマレーシアのクアラルンプールで開催された、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)の第4回総会の結果を公表した。IPBESは、生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策のつながりを強化する政府間のプラットフォームとして、2012年4月に設立された組織。科学的評価、能力開発、知見生成、政策立案支援の4つの機能を柱とし、気候変動分野で同様の活動を進める「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の例から、生物多様性版IPCCとも呼ばれている。今回の総会では、IPBES作業計画2014-2018の履行状況の確認及び見直し、2016年予算の修正等が議論された。また、IPBES設立以来初のアセスメントレポートとなる「ミツバチ等の花粉を運ぶ昆虫達の価値、現状や傾向、食糧生産に与える影響」と「生物多様性及び生態系サービスの現状や将来を評価・予測するための方法論」が総会の承認を経て公表された。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 報道発表資料 農林水産省 報道発表資料 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES) |
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機関 | 環境省 農林水産省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 環境省 | 農林水産省 | マレーシア | 生態系サービス | プラットフォーム | IPBES | アセスメント | 影響評価 | 花粉媒介 |
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