日立ライティング(株)は、LED照明の新しいラインアップとして、白熱電球で多く使われているE26口金の器具に使用可能で、白熱電球40W形に相当する明るさを持ちながら、消費電力を81%削減し(6.8W)、約40倍長く(40,000時間)使用することが可能な調光タイプのLED電球を、11月中旬より発売すると発表した。現在、白熱電球から置き換えることができる省エネ性能に優れた製品としては、電球形蛍光ランプが普及しつつあるが、調光への対応が難しく、調光が必要な場所での省エネが課題として残されていた。同製品は、一般の白熱電球用調光器に対応しているため、調光が必要な場所での大幅な省エネを図ることができる。また、点灯直後にほぼ100%の明るさで点灯するため、すぐに明るさが必要な玄関、トイレ、廊下などにも適しているという。さらに同製品は、水銀を使用していない環境配慮製品となっている。