東芝ライテック(株)は、電球形蛍光ランプD形やT形の専用器具に取り付け可能で、配光性能を高めたLED電球を、2012年2月10日から発売すると発表した。従来、電球形蛍光ランプD形やT形の専用器具は、コンパクトなランプサイズを活かした器具設計となることが多く、E26口金の「一般電球形」LED電球では取り付けできない場合があった。また、従来のLED電球(同社製)は、光の広がり(配光角)が約120度で、電球形蛍光ランプ(約300度)に比べて配光範囲が狭かった。同社が今回発売するLED電球は、こうした問題に対応したもので、電球形蛍光ランプD形と同等の寸法を有するとともに、光の広がりについては、指向性の高いLEDの光を内面反射で拡散することにより、電球形蛍光ランプD形に近い約300度を実現。ダウンライトをはじめ、ランプ全体の明るさが必要な照明器具に適した仕様とした。また、寿命も、電球形蛍光ランプD形の5倍(40,000時間)の長寿命となっている。