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 パナソニック電工(株)、汐留ミュージアムをオール次世代照明化

発表日:2011.04.25


  パナソニック電工(株)は、同社の汐留ミュージアムを、すべて次世代照明化したと発表した。これは、2010年6月に先行実施した、同ミュージアムの常設展示コーナー「ルオーギャラリー」のLED照明化に続くもの。LEDは、省エネ・長寿命という特長に加え、美術品の劣化につながる紫外線や赤外線などが少なく、展示品の損傷を抑えられるため、美術館や博物館などで主照明として採用増加が期待されている。今回、展示ごとに個別に最適な調光ができる新製品「美術館・博物館向け個別調光機能内蔵LEDスポットライト」170台のほか、光天井や展示壁面用ウォールウォッシャやダウンライトなど、LED照明器具合計356台を新規導入。既設の28台と合わせ、合計384台のLED照明や有機EL照明(試作品)によるオール次世代照明の美術館が誕生した。これらの次世代照明により、同ミュージアム内の消費電力の約50%削減を実現したという。

情報源 パナソニック電工(株) ニュースリリース
機関 パナソニック電工(株)(現:パナソニック(株))
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 長寿命 | パナソニック電工 | LED | 紫外線 | 高効率照明 | 有機EL | 赤外線 | 美術館 | 汐留ミュージアム
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