(株)セブンーイレブン・ジャパンは、神奈川県内の10店舗において、店舗運営に関する電力エネルギーを100%再生可能エネルギーとして調達する実証実験を開始すると発表した。同社の事業におけるCO2の排出は、主に店舗運営と物流によるもので、約9割が店舗運営に起因する。この取組は、神奈川県との「SDGs推進に係る連携と協力に関する協定」および同社グループ会社の「環境宣言」に基づくもの。今回、実証実験をするにあたり、1)電気自動車のリユースバッテリーが活用された蓄電池の設置(日産自動車(株)・フォーアールエナジー(株))、2)太陽光パネルの設置((株)カネカ)、3)「卒FIT(固定価格買い取り制度終了後の余剰電力)」由来の電力の供給(スマートテック(株))が行われる。自家発電分と「卒FIT」由来の電力の供給を合わせ、再生可能エネルギー比率が実質100%を達成することが可能となったという。同社は、今回の取組も含め、今後もCO2排出量の大幅な削減に努めていくとしている。