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 環境省、山口県防府市でツマアカスズメバチを確認・防除

発表日:2019.11.21


  環境省は、山口県防府市において本州で初めて特定外来生物「ツマアカスズメバチ(Vespa velutina)」を確認・防除したと発表した。このスズメバチは、ミツバチなどの在来昆虫類を捕食し、養蜂業に被害を与え、送粉系サービスや生態系に影響を及ぼすおそれがある種で、早期発見・早期駆除(巣の撤去など)による根絶が求められている。2012~2013年に日本に侵入し、長崎県対馬市に定着し、福岡県北九州市、宮崎県日南市、長崎県壱岐市および大分県大分市で巣や個体が確認されている。今回、令和元年11月18日に防府市の道路沿いで見つかったスズメバチの巣を駆除業者が駆除し、中国四国地方環境事務所へ連絡した。通報を受けた同事務所が個体サンプルなどを入手して専門家に同定依頼したところ、11月21日に当該個体がツマアカスズメバチであることが判明した。今後、同省では、周辺住民に情報提供の協力を呼びかけるとともに、関係機関と連携しながら確認地点周辺においてツマアカスズメバチの侵入状況等について緊急調査を行い、営巣や個体が確認された場合には速やかに防除を実施するという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 特定外来生物 | 防府市 | 山口県 | ツマアカスズメバチ | 中国四国地方環境事務所 | 早期発見 | 早期駆除 | Vespa velutina | 緊急調査
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