環境省は、港湾におけるヒアリ確認調査の実施結果を報告した。同省では、国土交通省の協力のもと、継続的に侵入状況を確認することを目的として、全国の港湾における特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)の確認調査を実施しており、令和元年度は65港湾を対象に夏季と秋季の調査を実施している。今年度は、東京港青海ふ頭において、9月から10月にかけてヒアリの女王アリが多数確認されたことを受けて開催された関係閣僚会議で確認した方針にもとづき、定期調査の対象65港湾のうち、54港湾を対象とした追加調査を11月10日から12月8日まで実施した。平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和元年12月5日現在で15都道府県、計48事例である。同省では、今後、ヒアリ類が確認された箇所において、継続的なモニタリングを実施するとともに、来年度も全国の港湾における定期的な調査をはじめ、関係省庁や関係自治体、港湾関係者等の協力を得ながら、徹底した水際対策を実施するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 国土交通省 | 特定外来生物 | ヒアリ | 東京港青海ふ頭 | Solenopsis invicta | 湾 | ヒアリ確認調査 | 女王アリ | 追加調査 |
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