環境省は、平成21年10月1日~2日に、マレーシアのペナンで開催された「SATOYAMAイニシアティブに関するアジア太平洋地域有識者会合‐アジア太平洋地域における生態系サービス‐」の結果を公表した。同会合は、アジア太平洋地域の政府関係者、研究者、専門家を対象者とし、生物多様性と生態系サービス、人間の福利と里山的ランドスケープ等に関する講演・事例発表を踏まえ、SATOYAMAイニシアティブ(自然資源の持続可能な管理・利用のための共通理念を構築し世界各地の自然共生社会の実現に活かしていく取組)とそれを推進する枠組について活発な議論が行われた。その結果、SATOYAMAイニシアティブは、1)気候変動への適応や食料・エネルギー安全保障、文化的な側面からも有効な手段であること、2)社会・経済的、地理的条件等を加味した、それぞれの条件に適した手法の選択が必須であること、3)エコアグリカルチャーなど、他の取組との相乗効果が得られること、等が共有された。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 |
キーワード | 環境省 | 気候変動 | マレーシア | 里山 | 生態系サービス | アジア | SATOYAMAイニシアティブ | ランドスケープ | 食料 |
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