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 IPBES、技術支援機関を日本に設置

発表日:2015.03.10


  環境省は、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)の事務局の機能の一部(技術支援機関)が、日本に設置されることが決定したと発表した。IPBESは、生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策のつながりを強化する政府間のプラットフォームとして、2012年4月に設立された組織。科学的評価、能力開発、知見生成、政策立案支援の4つの機能を柱とし、気候変動分野で同様の活動を進める「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の例から、生物多様性版IPCCとも呼ばれている。今回、アジア・オセアニア地域の生物多様性及び生態系サービスに関する評価報告書の作成支援について、日本の提案に基づき、技術支援機関が地球環境戦略研究機関(IGES)に設置されることとなった。IGESは技術支援機関として、今後3年間かけて専門家による執筆作業、執筆者会合開催、評価報告書作成等の支援を行うという。

情報源 環境省 報道発表資料
生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)
機関 環境省 (公財)地球環境戦略研究機関(IGES)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境省 | 生態系サービス | プラットフォーム | IPBES | アジア | 地球環境戦略研究機関 | 技術支援 | IGES | オセアニア
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