経済産業省は、庁舎内のコンビニ店舗でレジ袋を削減する取組を試行すると発表した。この取組は、2020年7月1日から実施されるレジ袋の有料化に先立ち実施するもので、「ナッジ」と呼ばれる行動経済学手法を活用した検証方法を使い、その結果を発表することでレジ袋削減に取り組む事業者の参考とすることを目的としている。令和2年1月27日から2月14日に、同省、特許庁、財務省、外務省のそれぞれの庁舎内のコンビニ店舗において、1)消費者にレジ袋の申請カード(又は辞退カード)を提示させ、2)海洋ゴミの写真付きカードや、世界各国の取組を説明するカードなど、異なるタイプのカードを使ってその効果を比較し、3)消費者にどのような働きかけをすれば効果的かを検証する。検証後は、同年2月25日から経産省、特許庁の店舗でレジ袋有料化を実証的に実施するという。