化学メーカーの(株)ダイセル(大阪市)は、天然由来プラスチックの酢酸セルロースを、海洋での生分解性を従来比2倍に向上させた新製品を開発したと発表した。酢酸セルロースは、プラスチック材料として、包装容器や繊維、液晶保護用のフィルム、化粧品などの原料として利用されている。同社は、近年の海洋プラスチックごみ問題に起因する環境配慮型製品への需要の高まりを受け、酢酸セルロースのより生分解しやすい分子構造を見出した。数か月から数年で分解される酢酸セルロースを従来のプラスチックの代替として使うことで、海洋プラスチックごみ問題に対する解決策となり得るといい、同社は今後、新製品の用途開拓を進めていくという。
情報源 |
(株)ダイセル プレスリリース(PDF)
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機関 | (株)ダイセル |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | プラスチック | 生分解性 | 生分解 | 大阪市 | 海洋プラスチックごみ | 環境配慮型製品 | ダイセル | 天然由来プラスチック | 酢酸セルロース | 分子構造 |
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