日立造船㈱は、バイオ医薬・ワクチンメーカーへの導入を想定した電子線滅菌機の設計コンセプトや、試験装置の諸元を紹介した。近年、感染症のリスクの軽減や投与量の間違いを防ぐといったメリットがあることから、医療現場ではプレフィルドシリンジ(薬剤が入った注射器)の導入が進んでいる。シリンジの利用に当たっては、タブと言われる包装容器の表面を滅菌し、無菌充填機により薬剤を充填する必要がある。同社は、電子線エミッタ(照射器)と滅菌装置の製造技術を保有しており、ペットボトル充填機向け(2012年)、再生医療分野向け(2018年)など、さまざまな滅菌機を開発している。今回、人手作業を最小限に抑えた量産ラインに適した設計により、海外製品よりもイニシャルコスト(約70~80%)・ランニングコスト(50%以下)を抑えることができる、電子線滅菌機(滅菌能力:無菌性保証水準(SAL) 10-6以上)を開発した。既設の充填ラインへの接続や充填機を含む新規の全体システムの提案が可能で、抗体医薬をはじめとするバイオ医薬品分野における需要創出を見込んでいるという。
| 情報源 |
日立造船(株) ニュースリリース
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| 機関 | 日立造船(株) |
| 分野 |
環境総合 |
| キーワード | 感染症 | 日立造船 | バイオ医療 | 電子線滅菌機 | プレフィルドシリンジ | シリンジ | 無菌充填機 | 電子線エミッタ | イニシャルコスト | ランニングコスト |
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