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 いすゞ自動車、100%代替可能なミドリムシ由来BD燃料によるバス運行を開始

発表日:2020.03.31


  いすゞ自動車(株)は、100%石油由来の軽油に代替可能な、ユーグレナ(和名:ミドリムシ)から作ったバイオディーゼル燃料(以下、「次世代BD燃料」)を、同社藤沢工場(神奈川県藤沢市)のシャトルバスで使用する。2014年、同社は(株)ユーグレナ(以下、「ユーグレナ社」)の開発したBD燃料のシャトルバス使用を開始し、含有率100%でも車両のエンジンに負担をかけることなく使用することができる次世代BD燃料の共同研究に着手していた。2018年には、ユーグレナ社が試作した次世代BD燃料の性能試験(全負荷性能試験、WHTC排出ガス試験)を実施し、石油由来の軽油と同等の性能である事を確認した。2020年3月、ユーグレナ社から完成した次世代BD燃料の供給が完了し、2020年4月1日よりシャトルバスでの使用を開始するという(運行区間:小田急電鉄湘南台駅-いすゞ藤沢工場)。

情報源 いすゞ自動車(株) プレスリリース
(株)ユーグレナ ニュースリリース
機関 いすゞ自動車(株) (株)ユーグレナ
分野 環境総合
キーワード バイオ燃料 | バイオディーゼル燃料 | ユーグレナ | 藤沢市 | WHTC | 次世代BD燃料 | シャトルバス | 性能試験 | 全負荷性能試験 | WHTC排出ガス試験
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