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 旭タンカーなど、EV船の開発などを推進するコンソーシアムを設立

発表日:2020.05.21


  旭タンカー(株)など7社は、ゼロエミッション電気推進船(以下、「EV船」)の開発から普及までの取組を通じた海運インフラサービスの構築を目指すコンソーシアム(e5コンソーシアム)を設立した。コンソーシアムの事務局は旭タンカーの他、(株)エクセノヤマミズ、(株)商船三井、三菱商事(株)の4社による共同出資で立ち上げた(株)e5ラボ(本社:東京都千代田区)が務める。日本における内航海運は、船員の不足や高齢化、船舶の老朽化といった構造的な問題に直面しており、さらに気候変動対策として温室効果ガス排出削減も求められている。そのような状況下で、EV船の可能性・将来性に着目したコンソーシアムのメンバーは、それぞれの強みや技術、ノウハウ、ネットワーク等を活かした取組を行っていく。先ず第一弾として大容量リチウムイオン電池を動力源とするEVタンカー(積載貨物:重油、総トン数:約499トン、速力:約11ノット)の2022年3月竣工に向けて取組むという。

情報源 旭タンカー(株) ニュースリリース
旭タンカー(株) (参考)ニュースリリース(2020.3.27)
機関 旭タンカー(株) (株)e5ラボ
分野 環境総合
キーワード リチウムイオン電池 | 温室効果ガス | コンソーシアム | 内航海運 | 気候変動対策 | ゼロ・エミッション船 | EV船 | 海運インフラ
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