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 三菱電機(株)、蓄電池を応用した鉄道事業者向け電力貯蔵システムとシミュレーション技術を開発

発表日:2009.11.10


  三菱電機(株)は、蓄電池を応用した鉄道事業者向け電力貯蔵システムとシミュレーション技術を開発したと発表した。エネルギー効率が良く、環境への負荷が少ない輸送システムである鉄道システムは、昨今、さらなる省エネルギー化やエネルギーの有効利用等への要求が高まっており、電力貯蔵デバイスに蓄電池を応用した電力貯蔵システムの開発が進んでいる。そこで、同社は、鉄道車両が減速する際の運動エネルギーを電気エネルギー(回生エネルギー)として最適に貯蔵し有効活用する電力貯蔵システムと、鉄道車両内と地上設備の電力貯蔵デバイスの設計を最適化できるシミュレーション技術を開発し、あわせて、貯蔵した電力を非電化区間での走行に利用する技術を開発した。これらにより、回生電力を有効に使用して省エネルギーに貢献しながら、利便性向上が可能になるという。

情報源 三菱電機(株) ニュースリリース
機関 三菱電機(株)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 電力貯蔵 | エネルギー効率 | 蓄電池 | 鉄道
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