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 ひおき地域エネルギー、地域の行政エリアにおける蓄電池・EMSに関する実証実験の枠組などを紹介

  ひおき地域エネルギー株式会社(本社：鹿児島県日置市)は、日置市役所庁舎等が立地するエリアに構築したマイクログリッドにおいて、産業用蓄電池と地域電力向けのエネルギーマネジメントシステム(EMS)を導入し、太陽光発電の余剰電力の有効活用やピークカット制御等に関する実証実験を京セラ株式会社及び株式会社日立パワーソリューションズと開始する。同社は、地域に密着した企業・団体17社・団体、個人の出資により2015年に設立された企業で、日置市内で水力発電事業や小売電気事業等を営みつつ、低圧・高圧電力プランと連動した地域貢献型の基金運用などを行っている。2019年3月からは2つのエリアで太陽光発電やコージェネレーションシステムを組み合わせたマイクログリッドの運用を始めていた。今回、京セラ(株)が産業用蓄電池の設置と地域電力向けのEMS開発を、(株)日立パワーソリューションズが蓄電池システムの設計を、同社がシステム運用を分担するといった３社の共同研究体制を構築し、日置市と連携を図りながら技術実証を進め、再エネ比率の向上を目指すという。