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 沖縄電力など、宮古島で地域マイクログリッド構築事業を開始

  沖縄電力(株)、(株)ネクステムズ(沖縄県宜野湾市)とその関連会社である(株)宮古島未来エネルギーは、資源エネルギー庁の「令和2年度 地域の系統線を活用したエネルギー面的利用事業費補助金(地域マイクログリッド構築支援事業のうち、地域マイクログリッド構築事業)」の交付決定を受けて、補助事業に着手すると発表した。補助事業者3社に関連自治体である宮古島市を加えた4者でコンソーシアムを構築し、同市の来間島(くりまじま)北東部に設置したエリアにおいて補助対象設備の導入工事などを進めていく。既設の太陽光発電設備(380 kW)・新設する太陽光発電設備(270 kW分)および家庭用蓄電池(360 kWh分)・エリア全体の需要調整を行う蓄電池(800 kWh)からなる地域マイクログリッドと、太陽光発電設備および蓄電池を制御するEMSを用いて、平常時は系統電力とのやりとりを抑え、非常時は自立的な再エネ由来電力の供給を実現するシステムの実証に取組むという(着工予定：2020年11月)。