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 NEDO、ポーランドにおける風力発電対応「蓄電池システム」の実証を開始

発表日:2020.10.02


  (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業/ポーランド共和国におけるスマートグリッド実証事業(事業期間:2016~2020年度)」において、ポーランド気候省と共同で「風力発電に対応したハイブリッド蓄電池システム(BESS)」の実証運転を開始した。同事業の実施に当たり、NEDOとポーランド国有資産省は同事業に関する基本協定書を2017年3月に締結しており、これまで委託先(日立製作所、昭和電工マテリアルズおよび三井住友銀行)とポーランドの国営送電会社等が現地調査から試運転までを進め、2019年10月に系統安定化システムの実証を行っていた。今回、風力発電が大量に連系した電力系統では短期的な出力変動を緩和すると同時に、発電量と電力需要の変動がもたらす需給バランスの不安定化を調整するため適切な予備力が必要であることから、出力特性に優れるリチウムイオン電池と容量単価の低い鉛蓄電池を組み合わせたBESSについて有効性の検証を行うという。

情報源 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
機関 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 環境総合
キーワード 風力発電 | リチウムイオン電池 | 電力系統 | 日立製作所 | ポーランド | 系統安定化 | 鉛蓄電池 | スマートグリッド実証事業 | ハイブリッド蓄電池システム | 昭和電工マテリアルズ
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