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 パナソニック、廃熱活用で省エネ化した新製品のルームエアコンを紹介

発表日:2020.09.24


  パナソニック(株)は、運転中に排熱した熱エネルギーを「冷房」にも活用する新システムを搭載した新製品のルームエアコンを紹介した。同社は2011年より、廃熱を蓄熱(チャージ)して、暖房時のエネルギーとして有効活用する独自のシステムを活用することで、霜取り中においても暖房がとまらないエアコンを提供していた。今回、回路を変更することで、活用されていなかった廃熱を、「冷房」にも活かす。従来、冷房運転中は、設定温度になると運転が止まり、温度湿度が不安定になることがあったというが、今回、設定温度をキープしながら除湿もし続けることで改善し、また運転のON/OFFを繰り返さないことで10%の省エネを実現している(同社従来製品比)。さらに、この新製品は、冷房の立ち上げスピードや、花粉抑制・脱臭スピードも従来製品と比較して向上しているという。

情報源 パナソニック(株) ニュースリリース
機関 パナソニック(株) 
分野 環境総合
キーワード 省エネ | 脱臭 | 冷房 | 廃熱 | 熱エネルギー | 花粉 | 蓄熱 | ルームエアコン | 霜取り | 立ち上げスピード
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