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 日本触媒など、紙おむつの高吸水性樹脂リサイクル技術を開発

発表日:2020.11.05


  (株)日本触媒、(株)リブドゥコーポレーション(以下「Livedo」)およびトータルケア・システム(株)は、使用済「紙おむつ」の高吸水性樹脂(以下「SAP」)を再生利用する技術の開発状況を紹介した。日本の「紙おむつ」年間排出量は約220万t超で、今後も増加すると見られており、使用済「紙おむつ」の再生利用や下水道への受入れ等に係るガイドライン整備などが進められている。トータルケア・システム(株)は、紙おむつリサイクルシステムにおいて先駆的な取組を行っている企業で、主原料である「紙パルプ」のマテリアルリサイクルと、「プラスチック」のサーマルリサイクルを事業化している。今回、もう一つの主原料である「SAP」の再生利用を巡る技術的課題(紙パルプ回収率の低下、回収したSAPは性能低下等)を克服するために、SAPの世界展開を図っている(株)日本触媒と、大人用紙おむつメーカーLivedoが参画し、3社による共同開発が進められた。グローバルに普及しているSAPに対応可能で、省エネ効果等も期待できる新技術の開発・実用化への目処がついたという。

情報源 (株)日本触媒 最新情報
(株)リブドゥコーポレーション インフォメーション
トータルケア・システム(株) NEWS(PDF)
機関 (株)日本触媒 (株)リブドゥコーポレーション トータルケア・システム(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 実用化 | 日本触媒 | 回収率 | 紙おむつ | 紙おむつリサイクル | 高吸水性樹脂 | リブドゥコーポレーション | トータルケア・システム | SAP
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