大成建設(株)は、土壌汚染にかかる調査や対策に導入する新システムの特長を紹介した。有害物質使用特定施設に係る工場跡地の取引や、土壌汚染のおそれがある土地の形質変更を行う場合、土地の所有者・管理者・占有者(以下「所有者等」)は土壌汚染の状態を調査し、汚染状況に応じた対策を実施することが義務付けられている。調査・対策においては、汚染物質ごとの調査図面作成・整理、土壌分析結果等の帳票管理といった実務が発生するが、大規模な開発工事や汚染物質が多岐にわたる場合、所有者等は業務処理に多大な時間を費やしていた。一方、複数の平面的な図面や調査票を用いた協議が多く、関係者間における合意形成の迅速化も課題となっていた。同社の新システムは、1)汎用的なCADソフトなどによる調査図面の自動作成、2)三次元図面を活用した汚染状況の可視化、を実現したもの。調査・分析結果はもとより、対策の進捗に関する情報も一元管理することが可能で、汚染土壌のトレーサビリティ確保にも役立つという。