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 JOGMEC、露日アンモニアバリューチェーンの事業化調査を開始

発表日:2020.12.24


  (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、ロシア連邦のイルクーツク石油会社(以下「IOC」)、東洋エンジニアリング(株)および伊藤忠商事(株)と共同で、東シベリアと日本間におけるアンモニアバリューチェーンの事業化調査を開始する。JOGMECは、2020年7月に「低炭素社会に向けた技術事業戦略」を策定し、資源開発と一体となったCCS事業支援や関連技術開発等の推進体制を整備している。 また、JOGMECとIOCは、2007年の共同探鉱事業を契機とし、2017年からは東シベリア地域を対象とする新たな共同探鉱事業を開始する協力関係を築いてきた。今回、2020年7月にJOGMECとIOCが締結した覚書に基づき、IOCが生産する水素をアンモニアに変換し、日本へ輸送するバリューチェーンの事業化に向けて本邦企業2社が実施する調査を支援(委託)することとなった。今後、IOCが生産する天然ガスとCCSやCCUの組み合わせを検討し、低炭素アンモニア量産と輸送体制の調査へと発展させる計画となっており、火力発電所の燃料として供給するバリューチェーンの確立が期待できるという。

情報源 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 ニュースリリース
東洋エンジニアリング(株) ニュース/イベント
伊藤忠商事(株) ニュースリリース
機関 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 イルクーツク石油会社 東洋エンジニアリング(株) 伊藤忠商事(株)
分野 環境総合
キーワード CCS | 伊藤忠商事 | 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | バリューチェーン | イルクーツク石油会社 | 東洋エンジニアリング | 東シベリア | 低炭素社会に向けた技術事業戦略 | CCU低炭素アンモニア
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