丸紅は、米国テキサス州でCO2の回収・貯蔵(CCS)案件を開発するOzona CCS LLCと共同で、同州南部におけるCCS事業に50%出資・参画する契約を締結した。本事業は、複数のガス生産・処理プラントから排出されるCO2を回収し、専用パイプラインで輸送後、地下2~3 kmの塩水帯水層に貯留するものである。丸紅は、テキサス州での地下評価やプロジェクト開発能力を活かし、2025年前半の最終投資決定、2026年中の商業運転開始を目指す。さらに、他のCCS案件についても共同取り組みを検討し、事業の拡大を図る。