環境省は、鳥取県で採取した検体における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性を発表した(野鳥国内24例目)。これは、京都産業大学が独自で実施している野鳥糞便調査において、令和2年12月21日に鳥取県鳥取市で採取した野鳥糞便から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出(陽性)された旨の報告を受けたもの。なお、採取地点は、同年12月12日に高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された採取場所と同一となる。採取地点の周辺10km圏内は、野鳥監視重点区域として指定済みの区域となるため、引き続き、野鳥の監視を強化したという。