環境省は、北海道で採取した野鳥における鳥インフルエンザ検査状況等を公表した。これは、北海道大学が独自で実施している野鳥糞便調査において、令和2年10月24日に北海道紋別市で採取した野鳥糞便から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出(陽性)された旨の報告を受けたもの。同省では、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、同年10月30日に、発生地周辺10km圏内を「野鳥監視重点区域」に指定し、監視を強化した。今後、北海道において、野鳥監視重点区域内における野鳥でのウイルスの感染範囲の状況把握、感染源の推定やさらなる感染拡大を防止するための基礎情報を得ることを目的として緊急調査を実施し、鳥類調査、死亡野鳥調査等を実施予定。なお、全国での対応レベルは、すでに「対応レベル2」として監視を強化しており、引き続き監視を強化するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 北海道 | 野鳥 | 北海道大学 | ウイルス | 鳥インフルエンザ | 高病原性鳥インフルエンザウイルス | 野鳥糞便 | H5N8亜型 | 野鳥監視重点区域 |
関連ニュース |
|