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 NEDO、CO2から液体燃料を製造する研究開発に着手

発表日:2021.02.22


  (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発/CO2からの液体燃料製造技術の研究開発」において2件の研究開発に着手する(事業期間:2020~2024年度)。経済産業省が関連省庁とまとめた「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、CO2を回収・貯留して利用する仕組みの確立が不可欠とされており、中でもCO2を原料とする液体燃料の製造技術は、CO2を有効利用する手法の一つと考えられる。今回、一酸化炭素と水素から触媒反応を用いて炭化水素を合成するフィッシャー・トロプシュ(FT)反応に次ぐ「次世代FT反応の研究開発」と「再エネ由来電力を利用した液体合成燃料製造プロセスの研究開発」の2テーマに着手する(委託予定先:成蹊大学・(株)ENEOSなど3大学・2社・2機関)。CO2を有効利用するカーボンリサイクルを促進するとともに、CO2の排出量削減を目指すという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース一覧
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 環境総合
キーワード 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | CO2回収 | 液体燃料 | CO2排出削減 | カーボンリサイクル | フィッシャー・トロプシュ合成反応 | ENEOS | グリーン成長戦略 | 2050年カーボンニュートラル | 成蹊大学
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