丸紅(株)は、新素材の活用によって高性能化が図られた電気二重層コンデンサ(以下「ウルトラキャパシタ」)の販売を開始する。同社は2019年に「次世代事業開発本部」を新設し、将来必要とされる技術基盤の先取りや、成長領域における販売・ビジネスモデル開発の体制を強化している。近年、さまざまな分野でキャパシタ(蓄電器)素材の開発や、実用化に向けた研究開発が進められている。同社はエストニア共和国のSkeleton Technologies Group(以下「スケルトン社」)の技術力などに着目し、スケルトン社への出資を決定した。スケルトン社は欧米の自動車メーカーや重電メーカー等に対して業界最高水準(エネルギー密度:8 Wh/kg)とされるウルトラキャパシタを供給しており、新素材「カーブドグラフェン」の活用等による高密度(約20 Wh/kg)・低価格製品の市場投入が期待できる。より競争力のある将来製品の展開を視野に入れた「戦略的パートナー」として位置付け、先ずは日本を始めとするアジアを中心に既存の商品を販売し、次世代蓄電技術の用途・顧客開拓に取り組んでいくという。
情報源 |
丸紅(株) ニュースリリース
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機関 | 丸紅(株) スケルトン・テクノロジーズ・グループ |
分野 |
環境総合 |
キーワード | キャパシタ | エネルギー密度 | 電気二重層コンデンサ | ウルトラキャパシタ | 蓄電器 | エストニア共和国 | Skeleton Technologies Group | カーブドグラフェン | 戦略的パートナー | 次世代蓄電技術 |
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