千葉大学は、教育学部附属幼稚園の環境教育プログラムで使用したオリジナル動画を公開した。同大学の「環境ISO学生委員会」は毎年、附属幼稚園において「クリーンデー」と名付けたプログラムを実施し、ごみの分別やリサイクルなどをテーマとする紙芝居(パワーポイント形式)の上演や、クイズ・エコ工作などを行っている。2020年度はコロナ禍をめぐる情勢を受けて、3月9日に紙芝居(動画形式、YouTube公開)のURLを附属幼稚園の年長組の園児55名(保護者)に配布する形で行われた。紙芝居は、お菓子を食べることが大好きな男児・女児がゴミをそのままにして遊びに行こうし、母親から注意されるシーンにお兄ちゃんが登場し、ゴミ問題について解決方策を一緒に考え、「僕たちが地球を守るんだ!」という意識を啓発するストーリーとなっている(長さ:8分)。動画URLと合わせて、紙芝居を見て答えるクイズを書いた園児向けの手紙も配布したという。