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 環境省、ライチョウの生息域内保全事業(令和3年度)の実施概要を公表

発表日:2021.04.16


  信越自然環境事務所は、令和3年度ライチョウ保護増殖事業(生息域内保全事業)の実施概要を公表した。同省では、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づき、文部科学省・農林水産省と共同で策定した「ライチョウ保護増殖事業計画(平成24年1月)」を踏まえ、「第二期ライチョウ保護増殖事業実施計画(令和2年4月)」を作成し、ライチョウの保護増殖事業を進めている。中央アルプス国定公園駒ヶ岳周辺においては、生息地を分散させ地球温暖化等による絶滅リスクを低減させるため、ライチョウが絶滅したとされる山岳における個体群復活試験を実施しており、令和3年度も移植した個体の繁殖状況を基に、1)中央アルプスにおけるケージ保護事業、2)日本動物園水族館協会加盟動物園への野生家族の導入を行う。妙高戸隠連山国立公園火打山周辺においては試験区において継続してイネ科植物の除去等を行う。ケージ保護により平成27年度から個体数が約3.5倍まで増加した南アルプス国立公園北岳周辺においては、生息状況のモニタリング等を行うという。

情報源 信越自然環境事務所 報道発表資料
機関 信越自然環境事務所 環境省
分野 自然環境
キーワード モニタリング | 地球温暖化 | ライチョウ | 日本動物園水族館協会 | 妙高戸隠連山国立公園 | 信越自然環境事務所 | 中央アルプス国定公園 | ライチョウ保護増殖事業 | 個体群復活試験 | ケージ保護
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