長野県は、ライチョウ(学名:Lagopus muta)保護に関する高度な技術者を養成するための現地研修に参加する研修生を募集する(募集期間:令和3年5月28日~6月15日)。日本のライチョウは、本州中部の高山帯のみに生息し、ライチョウの中では世界で最も南に分布する個体群で、氷河期の生き残りと言われている。長野県内では、北アルプス・乗鞍岳・御岳山および南アルプスの高山帯に生息し、中央アルプスと八ヶ岳では絶滅したとされている。今回、ライチョウ保護対策に効果的とされる手法の「ケージ保護」の現地研修を行い、ライチョウ保護に関する高度な技術及び知識を習得する研修生を募集する(募集人数:5名程度、於:中央アルプス国定公園木曽駒ヶ岳周辺、日程:令和3年7月1日から8月4日のうち9日間程度)。具体的には、ケージ保護対象のライチョウ散歩時の監視、ケージ内への誘導等を行う。応募要検は、年齢が20歳以上満50歳未満であり高山帯で連日の活動ができる体力を有すること等5項目を満たすこととなっている。
情報源 |
長野県 ライチョウ保護高度技術者養成事業に参加する研修生を募集します。
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機関 | 長野県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 長野県 | ライチョウ | 北アルプス | 中央アルプス国定公園 | ケージ保護 | ライチョウ保護スクラムプロジェクト |
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