信越自然環境事務所は、「上高地地域のツキノワグマ実践対策マニュアル」を令和3年4月に改訂した。上高地地域に生息するツキノワグマは、北アルプス北部地域個体群(推定600頭)というグループに属し、その一部と考えられている。このマニュアルは、上高地地域におけるツキノワグマの現状やツキノワグマが出没した際に「誰が」「どのような対策を実施するか」を掲載したもので、平成24年3月に策定されたもの。今回、令和2年度に発生した小梨平野営場(長野県松本市)におけるツキノワグマによる人身事故の発生等、近年の上高地地域におけるツキノワグマの確認状況等を踏まえ改定を行った。主な変更点は、施設閉鎖基準の明確化、出没時のレベル基準やレベルに基づく対応の改訂、人的被害防止のための取組みの具体化など。また、これまで非公開であったマニュアルをWEBページで公開するようにしたという。
情報源 |
信越自然環境事務所 報道発表資料
〔参考〕上高地地域のツキノワグマ対策実践マニュアル(PDF) |
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機関 | 信越自然環境事務所 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | マニュアル | ツキノワグマ | 松本市 | 信越自然環境事務所 | 北アルプス | 上高地地域 | 小梨平野営場 | 人身事故 |
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