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 横浜市、河川の魚類・水草等の調査結果を公表(第15報)

発表日:2021.05.07


  横浜市は、平成30年度と令和元年度に行った河川の魚類・水草等の調査結果をとりまとめた「横浜の川と海の生物(第15報・河川編)」を公表した(PDF形式、A4版カラー203ページ)。同市では、市内を流れる6水系(鶴見川、帷子川、大岡川、境川、宮川、侍従川)について3~4年に1度の頻度で、魚類・底生動物・水草・付着藻類・水質などの調査を実施し、生物の生息状況を調べるとともに、生物指標を用いて水質評価を行っている。今回の調査結果では、下水道の普及に伴い、市内を流れる河川の水質が改善されつつある近年の傾向が確認され、生息する水生生物も増加する傾向も継続していた。一方、観賞用品種であるスリコギモーリー(境川)、ヌマムツ(鶴見川・大岡川)、ムギツク(鶴見川)の3種が初めて確認されるなど人為的に持ち込まれた外来種の影響が懸念された。水草については9種(うち在来種4種、外来種5種)が確認され、鶴見川においては園芸品種で重点対策外来種に指定されているコウガイセキショウモの分布拡大が見られたという。

情報源 横浜市 新着情報
機関 横浜市
分野 自然環境
キーワード 水生生物 | 魚類 | 横浜市 | 重点対策外来種 | 横浜の川と海の生物 | 観賞用 | スリコギモーリー | ヌマムツ | ムギツク | コウガイセキショウモ
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