(株)竹中工務店は、名古屋市中区でアゲハチョウなどを対象に蝶の生態調査を実施すると発表した。これは、環境の豊かさの指標生物である蝶を対象として、蝶の誘致に有効なミニビオトープとなる食草・食樹・蜜源植物を植えたプランターを、名古屋市中区の約10ヶ所に設置し、そこに飛来した蝶の種類などを2012年11月までの約3年間調査するもの。具体的には、都心部の比較的まとまった緑地で蝶の生息場所(供給源)である名城公園周辺と白川公園の2つのコア緑地を中心に、ミカンやアザミなど約20種類の食草や蜜源植物を植えたプランターを両公園からの距離が適度にばらつくような場所に設置し、蝶の飛来の有無を調査する。同調査の結果は一般に公表し、都市の緑地をつないで生物の移動を可能にする都市生態系ネットワークづくりに役立て、人と自然が共生できる都市環境づくりに向けて活用していくという。
情報源 |
(株)竹中工務店 ニュースリリース
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機関 | (株)竹中工務店 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | ビオトープ | 生態系 | 竹中工務店 | 名古屋市 | 公園 | 緑地 | ネットワーク | 蝶 | 指標生物 | プランター |
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