(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は「航空機エンジン向け材料開発・評価システム基盤整備事業」の新規研究開発テーマを公表した。同事業は、燃費のよい旅客機に対するニーズが高まるなか、本邦の航空機エンジン産業が技術革新による優位性を維持し、先行する欧米企業の戦略的なパートナーシップを構築することが不可欠であるといった観点から実施されるもの。今回新たに、マテリアルズ・インフォマティクスなどの情報科学を活用し、航空機エンジン向け高機能材料に必要なデータ駆動型の合金探索システムを開発する「革新的合金探索手法の開発(2021~2022年度)」、および国産材料の競争力強化に向け、関連企業や研究機関などと連携し、航空機エンジンに関する材料データの蓄積や強度評価、性能評価などに必要なデータベースを構築する「航空機エンジン用評価システム基盤整備(2021~2025年度)」、に着手する。これらの開発成果が次世代航空機に反映されることで、2040年に92.8万トンのCO2排出削減が期待できるという。
情報源 |
(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 プレスリリース
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機関 | (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | パートナーシップ | 技術革新 | CO2排出削減 | 航空機エンジン | マテリアルズ・インフォマティクス | 情報科学 | データ駆動型 | 合金探索システム | 国産材料 | 次世代航空機 |
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