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三菱UFJら4社、GOSATデータを活用した新サービス創出へ
発表日：2024.11.11
三菱UFJ銀行、三菱電機、衛星データサービス企画およびGHGSat Inc.（本社：モントリオール）は、衛星データを利用したGHGの可視化に関するパートナーシップ契約を締結した。今回のパートナーシップは、三菱電機が開発した温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」（GOSAT）シリーズのデータと、GHGSatの衛星コンステレーションによるピンポイント観測データを融合し、企業や自治体向けの新サービス創出を狙いとしている。例えば、平時には排出量のモニタリングを行い、パイプラインのガス漏れ検知時には迅速に異変を通知するサービスだ。──各社の役割は以下のとおりである。三菱UFJ銀行は、サステナビリティ実現に向けた金融機関の立場からの助言や、多様なステークホルダーとの対話やエンゲージメントを通じた国際提言を担当する。三菱電機は、GOSATシリーズ衛星やセンサー開発の知見を活かし、観測データの融合とガス排出量の可視化サービスの創出および実証検討を行う。SDSは、衛星データサービスの知見を活かしてデータプラットフォームの構築、ユーザー拡大、実証の推進を担当する。GHGSatは、高解像度の衛星画像による施設単位での温室効果ガス排出量の観測と、観測情報の更新（1日1回）を行う。──具体的なGHG削減目標の設定や、削減努力の効率的な進捗管理など、企業等のCSR活動やSDGsへの貢献を支えるサービス展開が期待される。
