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 静岡市、浄水場を活用した「デマンドレスポンス」の取組を開始

発表日:2021.05.27


  静岡市は、県内の施設で初めて「デマンドレスポンス」の取り組みを開始すると発表した。デマンドレスポンスとは、電気の使い方を工夫し地域における電力の需給バランスを調整する、消費者参加型の新しい電気の使い方電力使用量の多い時間帯に、インセンティブの提供等により需要側(消費者)が節電することで、ピーク需要を抑制すること。同市では、冷房の使用が集中する夏期や暖房の使用が集中する冬期に電力需給がひっ迫した場合、清水区の主要な水道施設である清水谷津浄水場の送水ポンプの運転台数を減らしたり、運転時間を変えたりすることで電力需要を抑制し、デマンドレスポンスを実施する。デマンドレスポンスの効果として、1)年間のピーク時の電力需要の抑制に寄与する、2)発電設備における追加発電を抑え二酸化炭素排出を低減、3)電力不足による広域停電の発生防止が期待されるという。

情報源 静岡市 報道発表資料(PDF)
機関 静岡市
分野 地球環境
キーワード 浄水場 | 電力不足 | デマンドレスポンス | 静岡市 | インセンティブ | 電力の有効活用 | 消費者参加型 | ピーク需要 | 需給バランス | 広域停電
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