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 豊田通商(株)と(株)東芝、ケニアで地熱発電プロジェクトを開始

発表日:2011.11.07


  豊田通商(株)と(株)東芝は、韓国の現代エンジニアリングとともに、ケニアの地熱発電プロジェクトを受注したと発表した。同国では現在、水力発電が総発電設備容量(110万kW)の約44%を占めているが、近年、発電設備の供給力不足に加え、干ばつによる水不足から稼働率が下がり、水力発電に代わる安定的な電源の確保が急務となっている。今回のプロジェクトは、ケニアの首都ナイロビから北西約100kmに位置するオルカリア地域に14万kWの地熱発電所を2箇所建設し、合計28万kWの電力を供給するもので、現在の同国の総発電設備容量の約25%に相当する。地熱発電は、地下深部に掘削した坑井から噴出する天然蒸気を利用してタービンを回すことにより発電する方式で、温暖化ガス(CO2)の排出が少なく、天候に左右されない再生可能エネルギーとして期待されている。同プロジェクトにより、同国における地熱発電容量は2倍以上となり、電力不足の緩和に大きく貢献するという。同発電所は、2014年4月に運転開始の予定。

情報源 豊田通商(株) プレスルーム
(株)東芝 ニュースリリース
機関 豊田通商(株) (株)東芝
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | CO2 | 東芝 | 豊田通商 | 地熱発電 | ケニア | 水力発電 | 電力不足 | 水不足 | 現代エンジニアリング
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