環境省、白神山地周辺のニホンジカ対策事業の結果(令和2年度)を公表

発表日:2021.06.11

東北地方環境事務所は、白神山地世界遺産地域連絡会議を構成する機関による「白神山地世界遺産地域及びその周辺におけるニホンジカ対策事業(令和2年度)」の結果を公表した。白神山地世界遺産地域連絡会議は、白神山地世界遺産地域の適正な保全管理の推進を目的とし、平成7年7月に、東北地方環境事務所、東北森林管理局、青森県、秋田県、青森県教育委員会及び秋田県教育委員会により設置された。現在、地元5市町村を加えた11機関で構成されている。令和2年度は自動撮影カメラ、一般からの情報提供を含め延べ合計47件・55頭が確認された(令和元年度は延べ37件・40頭)。これらの多くは秋~冬期に目撃され、大半がオスの成獣個体だが、メスの成獣も2頭確認された。糞・食痕識別調査においては36件のサンプル中、8件がニホンジカと判定された。また、ニホンジカのオスは繁殖期に縄張りを主張し、メスへの呼びかけとして咆哮(ほうこう=ほえたけること)することが知られているが、咆哮調査の結果、ニホンジカの咆哮は確認されなかったとしている。今後も事業の結果を基に、分布の動向を把握していくという。調査結果の詳細は、同省のホームページで確認できる。

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