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 気象庁と環境省、熱中症予防対策に資する効果的な情報発信に関する検討会を開催

発表日:2021.06.21


  気象庁と環境省は、令和3年度第1回「熱中症予防対策に資する効果的な情報発信に関する検討会」を共同開催すると発表した(開催日:6月28日、開催方法:オンライン(非公開))。近年、熱中症搬送者数が著しい増加傾向が、国民生活に大きな影響を及ぼしている。気候変動の影響を考慮すると、熱中症による死亡者 1500 人超を出した平成 30 年の夏のような災害級とも言える暑さが懸念され、熱中症対策は気候変動への適応の観点からも極めて重要であるという。気象庁は高温注意情報を、環境省は暑さ指数(WBGT)によって注意を呼びかけており、熱中症対策についての意識は高まってはいるが、熱中症による死亡者数や救急搬送人員数は引き続き多い状態が続いている。こうした状況をふまえ同検討会では、熱中症対策に関する情報発信の現行取組についてや、今夏の「熱中症警戒アラート」等の評価方法について議論する。同検討会は非公開であるが、議事録及び資料は後日環境省及び気象庁のホームページで公開するという。

情報源 気象庁 報道発表資料
環境省 報道発表資料
機関 気象庁 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 環境省 | 気候変動 | 気象庁 | 情報発信 | 暑さ指数 | WBGT | 熱中症予防対策 | 熱中症警戒アラート | 熱中症搬送者数
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