環境省は、令和3年度二酸化炭素の資源化を通じた炭素循環社会モデル構築促進事業の採択結果を公表した。同事業は、二酸化炭素の資源化を実現するための課題、特に航空輸送の燃料及び石油化学製品等において温室効果ガスを削減するという課題を克服し、地域での炭素循環社会モデルを構築することで脱炭素社会及び炭素循環社会の構築、さらには第5次環境基本計画に掲げられている地域循環共生圏の構築を促進することを目的とするもの。令和3年6月7日から6月28日にかけて事業提案を募集し、外部専門家からなる令和3年度二酸化炭素の資源化を通じた炭素循環社会モデル構築促進事業委託業務審査委員会においてヒアリングを行った結果、「人工光合成技術を用いた電解による地域の CO2 資源化検討事業(技術開発代表者:東芝エネルギーシステムズ(株))」が採択された。同技術は、排出源から分離回収したCO2 を人工光合成技術を活用してCO に還元し、さらに航空輸送燃料や地域で利用可能な液体燃料への転換によりCO2 の資源化(CCU)を行うプロセスについて検討するものであるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 環境省 | 温室効果ガス | 燃料 | 炭素循環 | 石油化学製品 | 東芝エネルギーシステムズ | 航空輸送 | 域循環共生圏 | CO2資源化 | 人口光合成 |
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