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 環境省、佐賀県内初めてとなるヒアリの発見を発表

発表日:2021.08.23


  環境省は、佐賀県鳥栖市でヒアリ(学名:Solenopsis invicta)が確認されたことを発表した。同県でのヒアリ発見は初めて。ヒアリは南米中部原産で、「外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」で特定外来生物に指定されている。令和3年8月17日、鳥栖市の民間会社から、中国から博多港を経由して事業所敷地内(屋外)に搬入したコンテナ内で、ヒアリとみられるアリを発見したとの電話連絡があり、8月20日に環境省九州地方環境事務所が確認した。確認した全ての個体(300個体以上)を殺虫処理している。今後、指定された燻蒸施設においてコンテナごと消毒し、コンテナ内で生残している可能性のあるアリを全て殺虫処分する対応をとる。また、同省は、佐賀県、鳥栖市と協力し、確認したコンテナ周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置すると共に、捕獲トラップを設置しモニタリングを実施するという。

情報源 佐賀県 報道発表資料
九州地方環境事務所 報道発表資料
機関 佐賀県 九州地方環境事務所
分野 自然環境
キーワード 中国 | 特定外来生物 | 佐賀県 | 鳥栖市 | 博多港 | ヒアリ | ベイト剤 | 殺虫餌 | 捕獲トラップ | 環境省九州地方環境事務所
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