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 阿久根市とトラストバンク、地域の脱炭素化で連携

発表日:2021.09.08


  鹿児島県阿久根市と、(株)トラストバンクおよび(同)トラストバンク阿久根は、地域内再生可能エネルギー活用モデル構築事業の実施により地域の脱炭素化を目指し、包括連携協定を締結した。同協定では、同市内でのエネルギー地産地消を目指し、1)地域の脱炭素化および再生可能エネルギーの活用推進、2)地域内再生可能エネルギーの効率的な活用のための公共施設の設備制御、3)非常時における関係公共施設などの電力確保などのレジリエンス向上において連携するとしている。また、トラストバンク(株)の100%出資により設立した「(同)トラストバンク阿久根」により、市内における最適な再生可能エネルギーシステムおよびマネジメントシステムの構築を行う。トラストバンクは、「自立した持続可能な地域をつくる」ことをビジョンに掲げ、自治体やその地域においてエネルギー事業のノウハウと資金を残し、さらに地元の雇用を創出する本モデルを全国自治体に展開することで、地産地消のエネルギーを通じた地域の振興や産業の発展を目指すという。また、阿久根市は、地域内再生可能エネルギー活用モデル構築事業を再生可能エネルギー導入による自立循環型社会の構築への第一歩として位置づけ、2050年までに二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指すことを表明した。

情報源 阿久根市 プレスリリース
機関 阿久根市 (株)トラストバンンク
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 阿久根市 | レジリエンス | 持続可能な地域 | トラストバンク | トラストバンク阿久根 | 脱炭素|自立循環型社会
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