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 東京都北区、河川生物生息調査の概要を紹介

発表日:2021.09.16


  東京都北区は、「北区河川生物調査」の概要を紹介した。同区では、区内を流れる荒川・隅田川・新河岸川・石神井川の4河川で、河川の魚類生息状況などの調査を実施する(実施日:令和3年9月16日・22日・10月6日、協力:北区釣魚連合会等区民)。同調査は、昭和59年から実施しており、河川環境や水質を調査するため、河川で捕獲した魚種やサイズ、可食部に含まれる水銀等を測定し、河川の魚類生息状況を明らかにしている。河川における生物調査を区民と毎年継続的に取り組んでいる区は23区でもあまり例がないという。第1回調査日となった9月16日は、荒川子どもの水辺ワンドで、北区環境リーダー養成講座修了生と協働し投網・たも網による調査を実施した。モツゴやヌマチチブ、アシシロハゼなどの魚を捕獲し、その場で魚種や大きさ等を測定。調査結果は、令和4年3月に「北区河川生物生息調査報告書」としてまとめられる。なお、調査では、生物多様性保全の観点から特定外来種を除いて現場に放流している。

情報源 北区 プレスリリース
機関 東京都北区
分野 自然環境
キーワード モツゴ | 東京都北区 | 北区河川生物調査 | 荒川 | 隅田川 | 新河岸川 | 石神井川 | 北区河川生物生息調査報告書 | ヌマチチブ | アシシロハゼ
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