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 環境省、生物多様性条約第15回締約国会議他の開催概要を発表

発表日:2021.10.08


  環境省は、生物多様性条約第15回締約国会議、カルタヘナ議定書第10回締約国会合及び名古屋議定書第4回締約国会合第一部の開催を発表した(開催期間:令和3年10月11日から15日)。2010年10月に愛知県名古屋市開催の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で、生物多様性に関する世界目標である愛知目標が採択された。これに続く新たな世界目標となる「ポスト2020生物多様性枠組」は、2020年10月にCOP15で採択される予定であったが、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を受けて延期され、COP15を2回に分けて開催することが決まっていた。今回開催される第一部では条約の運営に必要な予算等に関する議論が行われた。同時に、野心的で効果的な「ポスト2020生物多様性枠組」の採択に向けた気運を高め、その実施にも貢献することを目的とした、ハイレベルセグメントが開催され、2050年までの長期目標「自然と共生する世界」に向けて各国の取組が発信されるとともに、「昆明宣言」が発出される見込みである。なお、「ポスト2020生物多様性枠組」の議論・採択等は来年開催予定の第二部で行われる予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境省 | COP15 | 生物多様性条約 | 共生 | 愛知目標 | ポスト2020生物多様性枠組 | 新型コロナウイルス感染症 | ハイレベルセグメント | 昆明宣言
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