北九州市は、「再エネ100%北九州モデル」の海外展開を目指すと発表した。環境省の令和3年度脱炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務(2次)を活用し、姉妹都市、ベトナム・ハイフォン市の脱炭素化に向けたエコ工業団地推進事業を通じて、新たな環境ビジネス案件を含め支援を行うことを決定したもの。ベトナム・ハイフォン市の脱炭素化に向けたエコ工業団地推進事業の概要は、GHG排出及び環境への負荷を抑制し資源循環を促進したエコ工業団地を推進することで、ゼロ・エミッション型工業団地の実装を目指し、1)工業団地の再エネ100%電力化仕組みづくり、2)スマートパワープラント、再生可能エネルギー導入調査、3)廃液のエネルギー回収・活用調査、4)省エネ・高効率設備導入調査等を実施する。同市では、2025 年度までの公共施設の再エネ100%電力化を皮切りに、エネルギーマネジメントシステムによる再エネ余剰電力の有効活用、省エネ機器の普及促進による、再エネを 100%自家調達していくための模範的なロードマップ「再エネ100%北九州モデル」を推進しており、海外事業の実施により、市内企業の海外ビジネス展開を加速させながら、現地の工業団地における脱炭素化や資源循環を促進することで、「環境と経済の好循環」を実現する新たな「北九州モデル」を広く展開し、世界の脱炭素化に貢献することを目指すとしている。
情報源 |
北九州市 記者発表資料(PDF)
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機関 | 北九州市 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | ゼロ・エミッション | ベトナム | 北九州市 | エネルギーマネジメントシステム | 資源循環 | 脱炭素化 | 再エネ100%北九州モデル | 脱炭素社会実現のための都市間連携事業委託業務 | エコ工業団地推進事業 | ハイフォン市 |
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