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 ひっ迫時に電力需要量を調整!北九州市、エネマネシステム実証開始

発表日:2023.01.31


  北九州市は、エネルギー需要のひっ迫時に電力需要量を調整できるエネルギーマネジメント(エネマネ)システムの実証を行うと発表した。同市が実証する「エネマネ」システムは、第三者所有方式で導入した空調機やEV等をまとめて遠隔から制御し、エネルギー需要のひっ迫時に電力使用量を調整するもの。国が進めている「節電プロジェクト」の一環で、ダイキン工業、東京センチュリー、Yanekara、トヨタ自動車九州、デンソー九州、九州工業大学と共同で実施する。国際的なエネルギー価格高騰の影響を受け電力価格が高騰している中、電力市場価格に連動したデマンドレスポンスを行い、小売電気事業者の電力仕入れ価格を低減する。加えて、需要家の電気料金削減を目指す。これにより、電力安定供給に寄与し、「エネマネ」システムの事業化に向けた事業性評価を行う。令和4年度には、実証に向けた準備と調整を行い、令和5年度に準備のできた施設から実証開始する。令和6年度から事業化を図る。30分ごとの出力制御量の分析、エネルギーマネジメントシステムの効果検証、事業採算性の評価などを検証していくという。

情報源 北九州市 記者発表資料
機関 北九州市
分野 環境総合
キーワード ダイキン工業 | 北九州市 | エネルギー需要 | エネルギーマネジメントシステム | デマンドレスポンス | 九州工業大学 | 東京センチュリー | Yanekara | 節電プロジェクト
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