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 潮来市、絶滅危惧植物「ミズアオイ」の開花を紹介

発表日:2021.10.20


  茨城県潮来市は、同市内の水郷潮来あやめ園、水郷トンボ公園において、ミズアオイ(学名:Monochoria korsakowii)が開花時期を迎えていると紹介した。同植物は、ミズアオイ科の一年草で、9月から10月頃にかけて青紫色の花を咲かせる。日本全国で見られるが、河川整備や除草剤の使用によって数を減らしており、環境省のレッドリストにおいて、茨城県では準絶滅危惧種に指定されている。水郷トンボ公園は、霞ヶ浦の水質浄化・環境保全を目的とし、企業・行政の支援の下、市民が造ったビオトープで、毎年秋頃にかけて、一面に広がるミズアオイを見ることができる。2021年には、水郷トンボ公園から、水郷潮来あやめ園にミズアオイを捕植しており、今回、開花を迎えた。アヤメの季節以外も、同園を楽しんでほしいといい、また水質浄化効果も期待されるという。

情報源 潮来市 新着情報
機関 潮来市
分野 自然環境
水・土壌環境
キーワード 水質浄化 | レッドリスト | 除草剤 | 潮来市 | 水郷潮来あやめ園 | 水郷トンボ公園 | ミズアオイ | 河川整備
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