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 JICA、ドミニカ全土の街灯LED化事業を支援

発表日:2022.01.04


  国際協力機構(JICA)は、ドミニカ共和国政府の「エネルギー効率化事業」を対象とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印した(限度額:38億8,800万円)。同事業は、米州開発銀行とのパートナーシップ「中南米・カリブ地域の経済回復及び社会包摂協力(Cooperation for Economic Recovery and Social Inclusion(CORE))」に基づく、同行との協調融資となっている。ドミニカ共和国はエネルギー源(主に化石燃料)を海外に依存しており、それが恒常的な貿易赤字の一因となっている。また、国内の総配電量の10%以上は公共部門が消費しており、街灯は最も省エネルギーのポテンシャルが高いインフラと考えられている。同事業は、同国の公道を対象に、既存の街灯をLED電球に交換、あるいはLED街灯を新設することで、公共部門の省エネルギー化を促進し、GHG排出量の削減を図るもの。事業実施機関はドミニカ共和国電力公社で、JICAは、詳細設計等に係る招請状送付のコンサルティング、本体工事に係る国際競争入札による最初の調達パッケージの入札公示などのソフト的な支援も行う(事業完了:2025年12月予定)。

情報源 (独)国際協力機構 ニュースリリース
機関 (独)国際協力機構
分野 環境総合
キーワード LED | パートナーシップ | 公道 | 街灯 | ドミニカ | 中南米・カリブ地域 | 米州開発銀行 | 円借款貸付契約 | ドミニカ共和国 | エネルギー効率化事業
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