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 吉賀町、複合温泉施設のZEB Ready達成

発表日:2022.01.06


  島根県吉賀町(よしかちょう)は、町内の複合温泉施設(むいかいち温泉ゆ・ら・ら)が、ZEBReady(ゼブレディ)を達成したと発表した。同町は、島根県の南西部最南端に位置する町。ZEBReadyとは、ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物のこと。同複合温泉施設は、平成12年に宿泊、入浴などの機能を持った複合施設として竣工され、地域住民の健康増進と交流促進の場として利用されるほか、災害時の避難場所として設定されており、災害時には避難者を受け入れる他、炊出し、物資の配布、情報の共有などの用途に対応できる施設であることが求められている。今回、環境省「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」を活用して、地球温暖化対策、防災対策、施設長寿命化、光熱費削減の同時実現を目標に、老朽化している設備を最新の高効率機器へ更新し、カーポートタイプの太陽光発電設備とリチウムイオン蓄電池の導入により、台風や豪雨などで系統電力が停電した際にも、電気を使用できる自然災害に強い施設へリニューアルしたという。

情報源 吉賀町 温泉
備前グリーンエネルギー(株) プレスルーム
〔参考〕吉賀町 レジリエンス強化型ZEB化工事 概要(PDF)
機関 吉賀町
分野 環境総合
キーワード 地球温暖化 | 災害 | ZEB | 系統電力 | リチウムイオン蓄電池 | 光熱費削減 | 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 | 吉賀町 | ZEBReady | 施設長寿命化
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