(株)日立製作所は、カナダの大手電力会社サスクパワー社と低炭素エネルギー技術の協力協定に合意したと発表した。両社は今回、CO2回収・貯留(CCS:Carbon Capture & Storage)技術をはじめとする低炭素エネルギー技術分野での技術開発および運用における協力協定に合意。さらに、同社の子会社の日立カナダ社では、サスクパワー社が計画を進める世界有数の大型CO2回収実証計画であるバウンダリーダムCCS実証プロジェクト向けに、150MW級の蒸気タービンおよび発電機を受注したという。同プロジェクトは、カナダのサスカチュワン州エステバン近郊にあるバウンダリーダム火力発電所の老朽化した3号機を、信頼度が高く長期運用が可能で、環境負荷の低い、基幹の電力発電設備に再生することで、州内の石油増進回収と温室効果ガスの削減をめざすもの。今後、両社は技術・経済・環境面からCCS技術を検証・評価していくという。
情報源 |
(株)日立製作所 ニュースリリース
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機関 | (株)日立製作所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CCS | 環境技術 | 温室効果ガス | 日立製作所 | カナダ | 環境経済 | 低炭素 | 電力会社 | CO2回収・貯留 | サスクパワー社 |
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